まずはじめに、このサイトはBPD当事者にとっては、非難されているように感じる記事も多く、そのことで気分を害する可能性があります。
内容はあくまで私個人の主観によるもので、BPDである私の妻に対して思っていることです。
全てのBPDの方に当てはまることではないことを十分にご承知いただき、少しでも不快に思われたらすぐに退出して下さいますよう、お願いします。
では自己紹介、というか簡単に状況紹介をしておきたいと思います。
はる@BPDの妻を持つ夫について
はる@BPDの妻を持つ夫…その私自身は、ごく普通のサラリーマンです。
精神病での通院歴や鬱症状、リストカット、摂食障害などはもちろん無いし、苛め、虐待経験などもありません。
両親もごく普通(精神的な病は無し)のサラリーマンの家庭で育ち、兄妹はいません。
普通に大学を出て就職して、普通に昇進してきましたし、友達は多い方だと思います。
趣味も多く、人からは多趣味と言われる方です。。。妻と知り合うまでは。
BPDの妻について
BPD(境界性パーソナリティ障害)の妻、こちらも表面上は普通に過ごしてきたようです。
大学を出て普通に就職、しかし長続きせずに退職。
フリーターのような家事手伝い中に私と知り合い結婚、専業主婦になりました。
BPDの妻との出会い
思い返せば、BPDの妻は知り合った頃から普通ではありませんでした。
夜電話をしているとなかなか切らない…そのくせ黙っていたり、こちらも黙っていると「何も話してくれないんだね」と、まるでこちらが悪いような非難の言葉を浴びせてきます。
友人と仲良く社交的に付き合っているように見えて、本当に気を許した様子は見られないし、昨日まで仲の良かった友達も、今日は突然「あいつ、殺してやりたい」というほど憎んで、それっきり本当に絶交してしまうのです。
しかし、そんな心の叫びや誰にも打ち明けられない悩みは、私にだけ打ち明けてくれるし、夜の電話を切らないのは寂しいからだ…など、当時女性経験の少なかった私には、これら彼女の態度が自分への好意の裏返しととれたのです。
そして日々、彼女の言動に振り回され、いや当時はまだ振り回されているという自覚すら持てずに、ただただ困り果てた毎日でした。
もちろん、私はまだBPDという言葉も知らないし、どうしてこんなことになるのか?どうして自分がこんな想いをしなければならないのか?全く理解出来ずに一人で悩んでいました。
後にこれがBPD特有の態度や行動であり、私自身も共依存という状態に陥っていたということが判明するのですが、それは時既に遅し…私が「@BPDの妻を持つ夫」となった後でした。
結婚~出産~闘病生活
結婚後も妻の困った行動は続き、子供が生まれてから更にエスカレートしていきました。
そして過食嘔吐などの摂食障害や、リストカットを繰り返す彼女を見るに見かねて、なんとか本人を説得して精神科を受診させたのです。
その後は通院、投薬…それでもますますエスカレートして、医療保護入院、通院、転院、カウンセリングと、今もなお闘病生活は続いています。
地域の福祉科にも何度も相談したし、子供のことで児童相談所にも何度も行きました。
また更にBPDを支援するNPOに出向いたこともあるし、警察や救急車のお世話になったことも一度や二度ではありません。
私自身も辛くて「適応障害」と診断され、薬を処方されたこともあります。
現在は妻の通院歴は18年を超えて、私もその間にたくさんのBPD関連書籍を読んで勉強してきました。
だから今は思います。
私はあまりに無知でした。
精神の病について、そしてBPDについて。
このブログへの想い
もし結婚前にBPDという病気のことを知っていたら…あるいは?そう思うこともしばしばです。
もし今、目の前に彼女や彼氏がBPDで悩んでいるという人が現れたら、私は迷わず別れることをお勧めします。
それほどまでに、BPDの家族と暮らすということは過酷で、辛い地獄の日々なのです。
しかし、不幸にもその地獄を選んでしまった人、私のようにその地獄から抜け出せない人のため、私は私の経験とBPDに対して学んできたことをこのブログに表現していきたいと思います。
それは、私の苦労を知ってもらうことで、これから地獄に落ちそうになっている人たちを少しでも救いたい。
もう墜ちてしまっている人たちには、ほんの少しでも這い上がってきたと思える私の経験を参考にしてもらいたい、そう思うからです。
そしてこのブログが、何か少しでも皆様のプラスになれば幸いです。
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『はる@BPDの妻を持つ夫のnoteブログ』
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