ご挨拶~BPD(境界性パーソナリティ障害)をもっと知ってもらいたい。

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境界性パーソナリティ障害とは・・・

時には『ボーダー』、ネットなどでは縮めて『ボダ』と呼ばれることもあります。とらえ方によっては情緒不安定性障害とか自己愛の問題だとか、いろいろな言われ方をするのですが、明確に区別出来るものでもないようです。

これら様々な症状が重なって表れることも多いので、ここでは代表して『境界性パーソナリティ障害(Borderline personality disorder)』つまり『BPD』と呼ぶことにします。

最近でこそ耳にするようになったこの病気、私の人生はこの病気によって本当にめちゃくちゃに振り回されてきました。

BPD・・・この忌々しい病気。そしてこの障害は本人はもちろんのこと、特に周りで生活する人たちを巻き込んで問題を引き起こすのが特徴です。

そう、この障害を持った妻によって、周りで起きる問題に巻き込まれている人こそが私であり、この障害によってそれまでの人生が一変するほどの価値観の相違に悩まされてきました。

もしこの障害を作ったのが神様なら、私は神をも呪いたいほど辛い状況だったし、自分の人生が誰かの手によってこれほどまでに翻弄されるなんて、妻と知り合うまでは考えもしなかったです。

しかし、こんなに大変な病気なのに、直接関わった人以外はほとんど知らないし、関わった人も単にめんどくさい人と敬遠するだけで、この病気によってどれほどの苦しみが生まれているか?認識されていないと感じます。

だからもっと社会にBPDを知って欲しい。知って支援して欲しい…そう常々感じていました。

そこで、微力ながら私の知っていることで少しでもBPDで困っている人が楽になるなら…と思いブログをはじめることにしました。

でも、私は医者でも心理士でもカウンセラーでもありません。

だからこの障害に対する正確な知識や最新の治療法など知る由もありません。

ただ、私にはBPDの妻と生活したたくさんの経験があります。

その経験を元にBPDに関する情報を発信していきたいと思います。

このブログでは特にBPDに関する書籍の紹介を中心に、社会の対応経験談、病院での実際の治療や行政の対応などを紹介して、少しでもBPDで悩んでいる方々のお役に立てればと思います。

場合によっては批判的な表現もあるかもしれません。

しかし、あくまで私一個人の感想であることをご承知いただいて読んでいただきたいと思います。

歯に衣着せぬ内容はツイッターの方で吐いていますので、こちらではあくまで「BPD本人やその家族にとって役に立つ内容」を目指したいと考えています。

最後に、いつかBPDの認知度が上がって、現代の「鬱」のように社会のサポート体制が整備され、BPDを支える家族の苦労を社会全体で支援するような世の中になれば良いな、と思いながら、このブログをはじめたいと思います。

よろしくお願いします。

※もしこのブログを読んで私を応援したい、趣旨に賛同した、共感した、などのご厚意があれば
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 『はる@BPDの妻を持つ夫のnoteブログ

※2024年2月2日更新

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