『死にたいままで生きています。』 / 著者 咲セリ

BPD関連書籍の紹介

『死にたいままで生きています。』 / 著者 咲セリ

この本を知ったのは、確かツイッターがきっかけだったと思います。

著者である咲セリさんご本人のツイートを偶然見かけて、興味を持ったのがきっかけでした。

そして実際に読んでみると、そこにはBPDであるセリさんご本人の過酷な体験が赤裸々に語られています。

それはもう何も隠す事無く、生い立ちから現在に至るまで全て詳細に語られている印象です。

正直こんなことまで告白してしまうの?と思うようなことも書いてあって、それだけに読んでいてとても引き込まれます。

特に子供の頃の親との関わりや、思春期の出来事などは、どうして自己否定感を持つようになったのか?十分に理解出来る内容でした。

しかし、この本を読み終わった時、BPDの妻を持つ私の正直な感想は『死にたいままで生きていられたら周りは困る!』というものでした。(セリさん、ごめんなさい(>_<))

そして私は、この感想をそのまま正直に自分のタイムラインにツイートしたのです。

するとなんと、ご本人からコメントをいただいてびっくりしてしまいました。

その頃の私は、BPDの妻との未来が見えない生活に苦しさを覚え、それこそ少しでもこの苦しみから抜け出せるならば、と藁をも掴む思いで何にでも飛びついていました。

それだけに、ここで咲セリさんと関わってきた人の苦労を思うと、どうしても手放しには受け入れられなかったのを覚えています。

しかし、セリさんコメントはそんな私に苦言や言い訳をすること無く、ただただ全ての意見を受け入れてくれる優しいものだったのを記憶しています。

私の知る限り、ここまで赤裸々にBPDの実際を教えてくれる本はなかなか無いと思います。

今私がこうしてブログで自分の体験を公開するに至った、一つのきっかけにもなった一冊です。

是非手に取ってみてください。

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