『絆の病』境界性パーソナリティ障害の克服 / 著者 岡田尊司、咲セリ

BPD関連書籍の紹介

『絆の病』境界性パーソナリティ障害の克服 / 著者 岡田尊司、咲セリ

岡田尊司先生と咲セリさんの対談の様子を収録した本です。

『死にたいまんまで生きています』の作者、咲セリさんは、著書の中でBPDである自分の経験を告白しています。この本では、そんな経験談に対して岡田尊司先生がコメントし、解説していく形式で進んでいきます。

セリさんのドラマティックな経験。どん底まで墜ちていく様子、そして救急車…医者との関わりあいからBPDを克服して生きていく現在までの姿が描かれていて、読み物としてもとても共感が持てます。

BPDは治らない!と断言する方もいるこの病気の世界で、寛解へ向けて元気に歩んでいく咲セリさんの姿は希望を持たせてくれるし、また同時に簡単には治らない病気なのだという姿も浮き彫りにします。

BPDの現実の姿を知りたい方には是非お薦めします。

また合わせて、咲セリさんの『死にたいまんまで生きています』も読むことをお勧めします。

ちなみに2021年3月現在、咲セリさんはブロガーとして活躍されており、ツイッターやブログ、出版物などで活躍を続けられています。

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