『母という病』 / 著者 岡田尊司

BPD関連書籍の紹介

『母という病』 / 著者 岡田尊司

直接BPDのことを説明しているわけではありませんが、パーソナリティー障害へ至る道…子供の心の発育と母親との関わりあい方の問題を、とても分かりやすく説明しています。

また有名人の生い立ちを実例として多く取り上げていて、出来事などを具体的に示してくれているので、たいへん興味が湧くし読み物としても面白く読破できます。

そして母親という人間との関わり合いの中で、子供が正常に愛情を受け取れなかったがために悩み、苦しみ、そして立ち直ってきた人たちの物語がたくさん収められています。

まだこの本が出版された頃は「毒親」という単語が一般的では無かった時代なので、今読み返すととても考えさせられるものがあります。

読みやすいので、これから毒親、母親との精神的な関わりが子供の心にどんな影響を及ぼすのか?知りたい方にお薦めです。

ちなみに2021年2月現在、岡田尊司先生は開業していらっしゃるようなので、ご本人の診察を受けることも出来ると思います。

私は一度実際に岡田クリニックに電話したことがあります。

遠距離なので…と、やんわりと断られてしまいましたが。

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